長いゾンビはお呼びでない

https://www.amazon.co.jp/dp/B06XKMXYWX/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1491386434&sr=8-1&keywords=%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%82%A2%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC

逆に読んでみたくなる・・

よくここまでボロッかすに言われるような終わり方にしたよね、、、と言いたいところだが、ゾンビ映画は基本的に尻切れトンボで終わるし、「ワールドウォーZ」みたく綺麗に終わられても何だか鼻白む。
誰がどう考えたって伏線広げすぎで回収できないまま投げ出すのはわかっていた作品だ。だらだら引き延ばす姿勢が露骨だったし、ゾンビものが持つシンプルなサバイバル感にあまり謎をちりばめ過ぎても、刺身を砂糖水につけて食うようなものだろう。なんだか気に食わなかったんでおれは早々に読むのをやめていた。

アレも嫌い。「ウォーキングデッド」。シーズン1だけなら神がかって良いが、いつものように狂った人間たちをどんどん出して来て「人間のほうが怖い」みたいなメッセージングはいい加減にしつこい。使い古され過ぎていると思うし、だらだら引き延ばすほどストーリー展開もどんどん陳腐になって行く。二つはよく似た作品だといえるだろう。それぞれアメリカらしさ、日本らしさがにじみ出ているのも興味深い。アメリカは銃と格闘と日曜大工。日本はオタクをおちょくった諧謔趣味と、でもオタクな自分大好きという自己愛丸出し。あらゆる意味で「アイアムアヒーロー」のほうが気持ち悪い作品だった。(「ウォーキングデッド」はただつまんないだけだ)

ゾンビって長引かせるとゾンビだけだと飽きるから、色々なファクターを組み合わせる必要があるんだが、それをやってしまうとゾンビの影が薄くなるという矛盾を抱えている。ゾンビの影が薄くなるってのはゾンビが全然怖くなくなるということだから、ホラーとしては完全に行き詰まるわけだ。かといって何も工夫せずゾンビだけで勝負していると刺激になれて怖くなくなってくる。ゾンビはどうがんばっても長引かせることはできない線香花火のような素材なのだ。(と思う)

おれはAmazonとかこういう場所でこの作品をボロッかすに言っちゃってるオタクどもも同じぐらい気持ち悪い。批判意見が殺到してるから「おれもおれも!」と便乗してるだけで、炎上してるブログでだけ調子こく野郎と変わらない。自分一人では何の意見もいえない。こんな元から大したこともなかった漫画に人生かける勢いで嚙みついちゃってさ。かっこいいね。