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東ヨーロッパ・ユダヤ史から紐解く、「ユダヤ人が嫌われる理由」

http://3rdkz.net/?p=560

先日話したポーランドとウクライナの間に位置するガリツィアにスポットを当てたまとめです。

ユダヤ人が最も巨大なコミュニティを築いたのはポーランドで、その中でもガリツィア地方が重要です。戦乱で穀物価格が上昇すると、西ヨーロッパへ輸出するために食糧の生産が必要となり、穀倉地帯のウクライナで開発が進んでゆきます。

当時は貴族の地主が小作農を働かせるという図式があり、これは日本と変わらないのですが、ポーランドやウクライナの場合、搾取の片棒を担いで小作農の恨みを振り向ける装置として、ユダヤ人が活用されました。ユダヤ人を使うことで貴族は小農からとりっぱぐれを防ぎ、面倒くさい雑用は全部ユダヤ人にやらせました。徴税の請負業や酒の製造と販売です。小作農は領主の作った酒しか飲んではならず、半ば強制的に売りつけられていました。その販売を請け負ったのがユダヤ人です。ユダヤ人は酒をさらに高額で売りつけたり、金のないものには借金をさせてまであこぎに売りさばきました。酒の毒と借金で、小農はユダヤ人に怨嗟の言葉を吐きながら破滅して行くのです。

ユダヤ人には人頭税、ろうそく税など、差別的な特別税がいちいち課せられていました。彼らが死に物狂いで金を稼ごうとしたのはこのためです。しかし、ユダヤ人の特権階級は貴族の領地経営で稼いだ利益でさらに賃借業を行い、貧しいユダヤ人に高利子で金を貸し、私腹を肥やします。ユダヤ人に課せられた特別税を徴収するのもまた特権階級のユダヤ人でした。

ナチが後年東ヨーロッパを占領した際に似たような方法でユダヤ人を搾取していたことがわかります。アドルフ・アイヒマンはユダヤ人を効率よく統治するためにユダヤ評議会を設置し、ユダヤ人の特権階級や宗教指導者を通して命令を発しました。ユダヤ人は同じユダヤの同胞の言うことならコロッと騙されて信じてしまうのです。。。。

今回のまとめでは14世紀~20世紀のポーランド・ウクライナの歴史を概観しながら、なぜユダヤ人がポーランド人にもウクライナ人にも憎まれていたのかを説明しています。

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