デイトナ?エクスプローラー?

先月は退職金やら初給料やら前の職場の最後の給料やらで一気に110万円ぐらい現金が入った。

おれとしてはこれをどうするか考えている。無論、使う。おれは使う。金は使うためにある、が信条だ。

しかし、金は使うとなくなる。なくなるとまた禁欲して稼がにゃならない。それはツラい。

物欲を満たしつつ資産はキープする。そんなうまい方法はないものか、、、というと常連はまたすぐに気がつくかもしれないが、この世にそんな魔法が一つある。それは現金を動産、、つまり現物資産へと変えることだ。具体的にはそれは金やプラチナである。

最近はゴールドに投資する投資信託もあって、おれも真剣に投資を検討したが、手数料が高いだとか、騰落率が異常に低いだとかで、(つまり長い目で見れば資産が目減りする、と思われる)今回は見送った。このゴールドに投資する投信は、少しずつでも積み上げて行けば、いざとなれば本当に現物の金と交換できるというのだ。もちろんまとまった額を積み上げたらの話だが。こういうのは中々ない。普通は株ってのは電子データのみの世界だ。いつかは大判の金のコインが手に入ると思えば、こういうのも楽しいかもしれない。(でもオススメはしない)

ま、株券は所詮そんなうつろいやすいものだが、これまでもたまに話していたんだがロレックスは良い選択肢だ。ロレックスは高級腕時計を身につける、という物欲とステータス欲を同時に満たしつつ、いざとなれば売っぱらってすぐに現金に換えられる。つまり資産を保全しつつかっこつけられるというシロモノ。服にも車にも家にもなんでも、普通は減価償却というものを考えなきゃならん。減価償却ってのは長く持てば持つほど資産が減って行く、という意味だ。ブランド服はこの減価償却率がたいそう高い。洗濯すれば台無しだし、他人が着た服なんかが二束三文になるのはヤクザでもわかる理屈だ。

車も同じ。乗れば乗るほどエンジンは調子が悪くなっていくし、ボディは汚れるし、事故の危険も付きまとう。新しいより高性能な車が市場に出回れば、旧式の車をありがたがる人なんかほとんどいない。フェラーリやジャガーなど、古い欧州車に限ればアンティーク扱いで価値も保全されるというが、普通は車はとんでもなく高い買い物なのに、数年で価値がほとんどなくなる。世知辛い買い物だ。

ロレックスはどうかといえば、これがなかなかうまく経営しているのだ。定期的に新式を出し、その際に少し値上げをする。すると旧式相場も少し値が上がるのだ。それに基本的に古い時計でも、状態が悪くても、ロレックスは欲しがる人間が多く、価値があまり下がらないのだ。まったく下がらないわけじゃない。でもそんなには下がらないのだ。この減価償却率の低さは、この世のありとあらゆるブランドものを見渡しても、そんなに多くはないだろう。ルイ・ヴィトンを容易に上回ると思われる。ロレックスはどんなに古くても、例え傷がついていても壊れていても、それなりの値段で売れるのだ。その安心感が、現実主義の世のお父さんを惹きつける。

世界的にも有名なハイブランドなので、世界中に欲しがる人間がおり、中古市場が異常に安定している。壊れていても、どんなに古くても、部品の調達に困ることはなく、構造が単純なので正規ディーラーに限らず世界中の時計店で容易にメンテナンスを受けられ、壊れてもすぐに修理できる。

車やバイクのように、税金や保険、車庫代で金がかかるわけでもない。毎日身につけようが金はかからない。たまにメンテナンス費用がかかるだけ。それでもロレックスはとにかく頑丈で故障が少ないと言われ続けており、その点に関しては100年の実績があるのだ。安心して所有できる。そんなわけでワタクシも数年前に一本購入したが、退職金特需でもう一本欲しいなあと画策している。

候補は旧式の36ミリケースの「エクスプローラーⅠ」114270、「デイトジャスト」116200、旧式の「デイトナ」116520だ。

旧型のエクスプローラーは40~50万で買えるが、デイトナにいたっては安くても130万ぐらいするので、かなり悩みどころ。アホだろ?!と思っただろうが、デイトナの買い取り相場はだいたい100~120万ぐらいである。オメガを買うほうがよほど贅沢で金持ちの道楽だと言える。オメガの腕時計は新品で買っても5年で値がつかなくなると言われている。つうか、普通はそうなんだよな、、、ロレックスのリセールバリューが異常なのだ。

さすがに「デイトナ」は今は無理なんでがんばって貯金しよう、、、、エクスプローラーなら楽勝なんだが、、、、やっぱりいつかはデイトナが欲しい。。